法人の申告というのは、どの程度の売上があって、そのうち仕入れや人件費、経費がどの程度あるのか、最終的に利益がどれだけ出たのか、というのを提示し、それに相応した税金を払います、ということを申告するものです。
ただ、いくら正確に申告したとしても、数字だけでしか判断することができないので、正しく申告されているのかどうかは税務署としては判断ができないのです。
『この数字は本当に正しいのか、確認させてくださいね』というのが、いわゆる税務調査になります。
やはり不自然な数字(売上に対する仕入値との乖離が激しい、人件費が異様にかかっている、交際費などの経費が多い、前年比の割合が急に増えているなど)があると、対象になる場合があります。
<税務調査の依頼があった場合>
しっかりと申告していることを伝えるためにも、原則受けた方が良いでしょう。
※税務調査はあくまでも任意ですが、拒否すれば、当然疑われてしまいますので、税務調査から査察(強制)になってしまう可能性があります。
※任意のため、日程の調整はある程度可能です。